ACVATM(Air Conditioning and Ventilation Access)システム
ACVAシステムを利用して、段階的に空気を管理。衛生的な空気を室内に供給します。
私たち大阪ウイントンがお勧めしているACVAシステムは、既存の空調システム、空調ダクトに穿孔しACVAポイントという小さな機械を設置します。そして、そのポイントを通してすべての作業を容易に行えるようにしたシステムです。空調システム全体の汚染度調査や定期的なモニターをもとにクリーニング、トリートメントを行い、衛生的に管理された空気を室内に供給します。
ACVAポイント
- ワンタッチでダクトに取り付けられる清掃・点検口です。
- 大掛かりな開口作業が不要なため、迅速に、安価に施工が可能です。
- 天井とダクトに穴を開けACVAポイントを差し込むだけの簡単設置です。
- ダクト内への突出も少なく、バネ材とパッキン、キャップにより地震時にも外れにくい構造です。
- 清掃後も、調査・測定に利用し、定期的に汚染状況をチェックできます。
ACVATMシステム SURVEY【調査】
ACVAシステムによる空調システムの衛生的保守管理は、サーベイから始まります。
サーベイは「汚染総合診断」という意味で、粉塵や微生物などによる汚染状況を詳細に調査します。
ファイバースコープ
パーティクルカウンター
ローダックコンタクトプレート
- 内視鏡でダクト内の汚染状況の目視と写真撮影
- パーティカルカウンターでダクト内の浮遊粉塵濃度を測定
- ローダックコンタクトプレートでダクト内の微生物量を測定
- ダクト内に堆積している粉塵の大きさや成分の分析
これらの結果をまとめてダクト内の汚染状況の総合診断を行います。
内視鏡による写真
粉塵の判定
微生物の分析
粉塵の顕微鏡写真
ACVATMシステム CLEANING【洗浄】
ビル内でのサーベイをもとに具体的なクリーニングの計画が練られ、クリーニング(ダクト清掃)が行われます。一定の間隔でダクトに取り付けられたアクバポイントによりエアーランス(清掃具)をダクト内に挿入し、コンプレッサーからの圧縮空気をエアーランスの細いパイプに送り込むとパイプの先端が激しく踊り、ダクト内を強く叩きます。 この操作でダクト内に溜まっているホコリを強制的に飛散させ、ダクトの点検口に取り付けられた強力な集塵機によって吸い出されます。ダクトの形状によってはエアーランスを装備したクリーニングロボットを使用します。
1台3役の多機能クリーニングロボット、DAX-III
空調ダクト内のクリーニングにおいて、ダクト内部の汚染状況の把握とクリーニング後の確認はとても重要なポイントです。DAX-IIIは、搭載したTVカメラを通して空調ダクト内を確認・録画できるとともに、クリーニング、トリートメントの作業も行える多機能ロボットです。
ACVATMシステム TREATMENT【消毒】
ダクトクリーニング(ダクト清掃)の後、ダクト内のトリートメント(消毒)が実施されます。トリートメントはアクバポイントから噴霧ノズルを挿入し、薬液(*ACP)を空調に気流にのせてダクト内に散布します。薬液は空調システム専用に開発された防菌・防カビ剤で、人体には全く無害です。
ACVATMシステム MONITORING【監視】
ダクト内部にサンプラーを取り付け、内部の汚染状況を定期的に調査するモニターシステムです。 サンプラーはダクトの上流域と下流域に取り付け、上流と下流を比較することで汚染状況を判断します。 空調ダクトに取り付けたアクバポイントからパドルブレードサンプラーを挿入してダクト内に2か月間放置し、サンプラーの粘性面に付着した粉塵の量・大きさを測定して空調システムの上流域(元)と下流域(末端)との汚染状態を比較し、ダクト内の汚染度傾向を調べます。
微生物もパドルブレードサンプラーと同様に、アクバポイントにサンプラーを取り付け、空気中に浮遊している微生物を採取して培養します。培地に発生したコロニー数によりダクト内の微生物の汚染度をチェックします。
実体顕微鏡による粉塵分析
計測データ例
クリーニングのようす
クリックすると動画でクリーニングのようすが見れます
クリーニング前→後
▲ダクト清掃前
△ダクト清掃後
▲ダクト清掃前
△ダクト清掃後
空調機・ファンクリーニング
空調機のクリーニング
- 空調機
洗浄前 - 空調機
洗浄中 - 空調機
洗浄後
クリーニング前→後
▲天井カセットエアコン清掃前
△天井カセットエアコン清掃後
▲排気ファン清掃前
△排気ファン清掃後
施工実績一覧表
- 令和2年(2020)
- 平成31年/令和元年(2019)
- 平成30年(2018)
- 平成29年(2017)
- 平成28年(2016)
- 平成27年(2015)
- 平成26年(2014)
- 平成25年(2013)
- 平成24年(2012)
- 平成23年(2011)
- 平成22年(2010)
- 平成21年(2009)迄の